コンプライアンス

2013-02-06

たぶん一般の方々はご存じない法律でしょうが、行政書士には守らなければならない法律があります。それは弁護士法72条「弁護士又は弁護士法人でない者は、報酬を得る目的で訴訟事件、非訟事件及び審査請求、異議申立て、再審査請求等行政庁に対する不服申立事件その他一般の法律事件に関して鑑定、代理、仲裁若しくは和解その他の法律事務を取り扱い、又はこれらの周旋をすることを業とすることができない。ただし、この法律又は他の法律に別段の定めがある場合は、この限りでない。」いわゆる非弁活動と言うことです。
我々行政書士は、許認可等の文書代理行為が本来業務の中心ですが、相続、離婚や交通事故等の民事の案件のご相談について、お話の中には、非弁活動に抵触しそうな相談も受ける場合もあります。当然訴訟になるお話は弁護士業務であるため、我々の介入する問題外ですが、訴訟しなくても問題解決する場合も多々あります。よって我々行政書士は、できる限り顧客の利益を損なわないような方策を考えながら、問題に立ち向かってゆきます。
しかし我々が考えてゆかなければならないのは、我々は法律家であり、法を順守することが第一であります。だからこれは行政書士で解決できるとか、自分たちの利益ばかりで判断するのではなく、利害関係者が問題に対し、相対立して考えておられる場合には、我々としては、問題解決することはできないという姿勢を貫くことも、法の番人としては重要なことなのだと思っています。
最近HPに記載事項が非弁活動ではないかと言うことを弁護士会が、ある行政書士のHPの内容に警告書出された案件があります。やりすぎ感も感じられますが、まずは同業者として、襟をただし、そのような行為をしないように心掛けることも重要であると思います。

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