遺言書 ~正しく知ってますか?~

2013-10-24

皆様、遺言書についてはどの程度ご存知でしょうか?法律上ではイゴンショと言います。その重要性は最近特に叫ばれてますが、運用・管理・手続き等の間違いから、せっかく書いた遺言書が無効になったりと言う事例がたくさんあります。皆様も今一度遺言書の事を勉強してみてください。

種 類 (民法で定められている方法)

手続きや方法の違反は法的効力がなくなり、無効になります。通常は自筆証書遺言、公正証書遺言が大半です。

普 通 ①自筆証書遺言 ②公正証書遺言 ③秘密証書遺言

特 別 ①死亡危急者遺言 ②船舶遭難者遺言 ③一般隔絶地遺言 ④船舶隔絶地遺言

自筆証書遺言

自分で作成できるので、費用が安くできる。しかし開封の際、家庭裁判所で検認手続きを行い、開封しなければ、遺言書は無効となる。書き方のポイントは、全文自筆で、パソコン等は不可、日付・氏名を記入。押印が必要であるが、実印である必要はない。封印は任意だが、封印無きは法的効力に乏しい。

公正証書遺言

公証役場にて作成。証人が2名必要。ただし、相続人となる資格ある者は証人となれない。遺言書に署名捺印が必要。

遺言の意味

遺言者の単独の意思表示と解釈され、誰かの了解は不要。15歳であれば、遺言できる。被成年後見人でも可能。受遺者は、自然人、法人でも可。相続人以外や外人でも可。ただし、相続人の遺留分の請求権利まで奪うことはできない。また遺言は財産処分や身分に関する事項しか法的効力はない。たとえば「兄弟仲良く」とか「葬式は質素にしてほしい」などは遺言書に記載可能だが、法的効力は持たない。

遺言可能事項-法的効力ある事項

・非嫡出子の認知   ・未成年後見人、未成年後見監督人の指定   ・遺贈、寄附行為   ・遺贈の減殺方法の指定   ・相続人の廃除、廃除の取り消し  ・相続分の指定、指定の委任   ・特別受益者の持戻しの免除    ・遺産分割方法の指定、指定の委託   ・遺産分割の一定期間の禁止     ・共同相続人間の担保責任の指定  ・遺言執行人の指定、指定の委託

上記の通り、遺言は形式・内容が法律に沿ってない場合、無効となり、せっかくの被相続人の意思が伝えられません。また有るはずの遺言書が無くなったり、管理上の不備での問題も多発しています。また被相続人の意思が遺留分に侵害したりしたためのもめ事など、皆様の知識不足、管理や手続き不備なので、問題が多発しています。ドラマでよく見る遺言書は間違いだらけです。

もし貴方が生きてる間に自分の意思を大事な家族に伝えたいならば、一度当事務所にご相談ください。

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